ソファーの種類(タイプ)
カウチソファ
カウチソファというと大きなソファのイメージですが、もともとどういう意味なんでしょうか?
カウチ(COUCH)というのは英語で「横たわる」「寝そべる」「寝床」という意味があります。
以前に「カウチポテト」という言葉が流行ったのですが、そのときは寝そべってポテチを食べることをカウチポテトといったそうです。
ソファよりも小さくてごろ寝が出来るような長いすのことをカウチと言って、リビングなんかでくつろげるように作られたものだと言われています。片側や両側に肘掛が付いたものもあるようです。
日本では「カウチソファ」というといろんな種類のものがでているので、現在はカウチという言葉の意味も幅広いようですね。
ちなみにカウチ(COUCH)を一文字変えるとCOUTHとなりますが、こちらは「上品な」「気品のある」「洗練された」といった意味になります。
なんだかこっちの意味でも現在はしっくり来るものも多いですね。(私の主観です)
カウチソファというと、カウチとソファーがセットになったものが一般的です。
ゆったり足を伸ばしたりリラックスしたり、くつろげるソファがほしいという方はカウチソファがおすすめです。
コーナーソファ
名前の通り、部屋の角(コーナー)においてくつろぐL字型ソファです。
比較的大きいものが多いので、部屋のスペースにゆとりが必要ですが、最近は二人がけのソファにカウチを足してコーナーソファのように見せたりするものも多いです。
ほとんどのコーナーソファがセパレートできるものが多いので、お部屋のタイプやその時の状況に合わせて置き方を変えられるのも便利な点です。
普段は家族団らんのくつろぎの場、来客が合った時はおしゃべりスペース、一人の時はごろ寝とか。
L字型なので、隣に座るのはちょっと違うかな?という相手でもゆったり座れるので用途は幅広く使えます。
フロアソファ(ローソファ)
足が無くて床に直接置いて使うタイプのソファがフロアソファ(ローソファ)です。
座椅子を二人がけにしたようなものから少し座面が高くなっているものなどフロアソファにもいろんな種類があります。
リクライニングできるものも多いので、そのままお昼寝したり、畳の部屋に置くことも出来るソファです。
ラブソファ
二人がけのソファですが、ラブソファというくらいですので二人で座ると密着するように作られています。
ほとんどのラブソファは1,100〜1,500mmほどの幅で作られています。
そこに肘掛のスペースが入ったりするとけっこう二人で長時間座るのには疲れてしまいます。
常にくっついていたい!という方にはいいですが、ゆったりとくつろぎたいという方は普通の二人掛けのソファを検討したほうがいいですね。
リクライニングソファ
背もたれを倒せるゆったり一人でくつろぎたい!という方に人気なのがリクライニングソファです。
最近は電動で背もたれやフットレストを調節できるものも販売されています。
二人掛けにテーブルが付いているタイプや、テーブルを収納して3人掛けに出来るもの、一人掛けのものなどいろんな種類のリクライニングソファが販売されています。
100kg以上の重量があるものも多いので、一度設置すると動かしたり移動したりするのはけっこうたいへんです。
最近だと一人掛けだと5万円以下でも購入できるようになって来ています。
オットマン
ソファーとセットになっている足置き台をオットマンといいます。
なぜオットマンというのか調べてみると、オスマン帝国の「オスマン(ottoman)」の英語名をカナ読みしたものが由来。
なぜオスマン帝国(トルコ)が由来になっているかというと、もともとトルコでは背もたれのない椅子として使われていたようです。
フットストールやフットスツール(footstool)とも言われます。
足置き台としてだけではなく、普通に座る補助椅子としても十分使えるものが多いですね。